2007年12月02日

リーグ最終戦を終えて

12月1日に行われたJ34節、清水エスパルスは残念ながら0−3で敗れてしまいました。
この試合で、エスパルスがJリーグ初年度から続けていた「相手の優勝シーンを見ない」神話が初めて鹿島によって破られてしまいました。

私は、11月25日に書いたコラム「最終戦を前に」で、アウェー最終戦に潜む「無気力試合」の危険性を危惧しました。
正直言うと、この鹿島戦でエスパルスの選手達が少しでも「無気力」と感じるようなプレーをしたら、このブログでそういったプレーをした選手を思い切り批判をしようと思っていました。
しかし、私が見た限り、内容はそれほど悪くなく、手抜きプレーと思しきものも特に見受けられませんでした。
むしろ選手達は、不運なPKでの先制点や悪い時間帯での失点などで0−3という大量得点差となってしまったにも関わらず、最後まで試合を捨てずに、集中力を保ちながらよく走っていたように見えました。
内容だけいえば、よほど引き分けに終わった前の2試合の方が悪いくらいです。

従って、この試合に関してはそれほど悲観する必要はありませんが、かといって今期唯一の3点差負けをすんなり受け入れることも私には出来ません。
この試合で垣間見えた今後の課題を3点ほどに絞って言及します。

@エスパルス各選手のシュート力向上を
特にこの試合は矢島のヘディングミスが目立ちました。矢島は右足でしたらクロスに対する合わせがうまいのですが、ヘッドは残念ながらまだまだです。
今後の重点課題として練習に取り組んで欲しいと思いました。
あと、以前から言われておりますが、エスパルスの日本人選手(枝村以外)はシュートの意識がかなり低いです。
打っても入らないので必然的にこうなっていると思うのですが、ミドルの精度を上げて相手DFがより怖さを感じるようなチームになって欲しいと思いました。

A相手の弱点や主審の基準(心理)を見抜いて欲しい
この試合、相手左サイドバックは経験の浅い選手でした。しかも前半20分に相手が疑わしいPKを獲得してたので、同じ基準で主審が笛を吹くとしたら、PKエリア内でのドリブル突破はかなり攻撃側有利の気がしました。
主審の心理を考えると、そのPKでの失点後はエスパルスにPKが与えられる可能性は少なからずあったと思います。
エスパルスサイドから見て右サイドのエリア付近の仕掛けは、相手が不慣れなこともあってより効果的でしたが、エスパルスの攻撃陣はそれほど積極的にこの右サイドを突っかけて行った様子はありませんでした。
このあたりを選手個々がゲーム中に考えることが出来るチームになって欲しいと思いました。

Bもう少し試合後に悔しがって欲しい
内容はどうあれ、3点差は大敗です。しかも相手の優勝を眼前で見せ付けられて‥
冒頭に書いたとおり、決してこの試合は「無気力試合」ではありませんでした。しかし、4年半にわたり12戦も同じ相手に勝てないという、大変屈辱的な結果に終わったのもまた事実です。にも拘らず、試合終了後は淡々としておりました。
昨年の天皇杯準々決勝の熊本でも同様な感想を持ったのですが、「悔しさをバネにして‥」といった姿勢は残念ながらこのクラブには感じません。

この鹿島戦に関して言うとここ2年だけ見ても、
ホーム最終戦(ノボリの最終戦)で終盤までリードしても(05年 33節 2−2)、相手が一人退場になっても(06年 8節 1−3)、7戦負けなしで迎え相手FWが不調で二人とも入れ替わっていても(06年 22節 1−2)、2−0とリードしていても(06天皇杯 2−3)、前半はシーズン最高の出来でも( 07年 7節 1−2)、そして相手が優勝のプレッシャーと戦っていても(07 34節 0−3)、
すべて勝っていません。(唯一05年33節だけが引き分けで他はすべて負け)

要は、ここ数年、考えられるほとんど全ての試合展開(試合内容)で鹿島に負けているのです。
サポである私は、この鹿島戦で非常に悔しい思いを重ねておりますが、選手達は果たしてどう思っているのでしょうか?
厳しいことを言うようですが、勝負への執着がなければ、決してこれ以上の順位(4位以上)には到達しないでしょう。

と、最後はやや手厳しい内容になってしまいましたが、今季リーグ戦の34試合で、最も強いチームが最後に出てきてしまった感じでした。
こういった連勝中の相手から勝ち点を取るのは容易ではありません。やはり、32節・33節で勝ち点をもう少し伸ばす必要があったことをあらためて痛感した次第です。

ラスト3試合で勝ち点が2しか上積み出来なかった反動を、是非天皇杯に期待したいと思います。
タグ:エスパルス
posted by 東山米鈍 at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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