2010年05月09日

生観戦No.969 


【生観戦No.969 J1第11節  エスパルス(387/13)-新潟(25/2) アウスタ(187/7)】

いつかは途切れると思っていたが、やはり負けは悔しい。しかも零封されたとあっては‥

新潟戦のポイントはいくつかあるが、その一つは前半の入り方だったように思う。
今季、前節の京都戦のように勝ってはいたものの前半はペースを握れない試合が多かった。
失点が少ない時は顕在化されなかったが、特に前半で流れのなかで相手に崩されたシーンが徐々に目立ってきた。
今までの試合は、後半の運動量を確保するため、「強者のペース配分」が好奏した形だったが、前半2失点が続いているので若干見直す必要があるように思える。

それと、気になるのがセットプレーでの失点。
かなりエスパルスDF陣はファールを恐れてナイーブになっている印象がある。失点シーン以外でも、相手選手のマーカーを外しているケースが良く見られるので、特にCKの際はゾーンで真ん中を固める守り方を選択してもいいように思える。(実際にエスパルスは06−07年ごろ、相手CKの際にゾーンを敷いて守っており一定の成果を挙げている。)

後半の怒涛の攻撃で得点できなかったのは痛いが、やはり先に2失点して追いかける展開は相当苦しい。
この試合、今まで勝って顕在化しなかった懸案が露呈した形になってしまったが、幸いにして次節のFC東京戦まで一週間ある。

14戦負け無しから5連敗した昨季も、2連敗目の相手はFC東京だった。
一昨年天皇杯から勝っていないが、それゆえに相当選手たちも気合が入るはず。

今年は借りを返してほしい。


********

この試合の相手、アルビレックス新潟の試合を見るのは今回で22試合目。
初観戦は01年9月の平塚競技場で行われたJ2リーグの湘南戦。(2v−1で湘南勝利)

99年発足のJ2に当初から加盟していたが、元々新潟はサッカー不毛の地と呼ばれ、更には母体とするクラブも唯一県リーグ所属だったこともあり、最初はあまり知名度も高くなく観客動員も少ないクラブだった。
しかし、転機となったのは01年のビックスワンの完成。W杯仕様のスタジアムが完成したことで一挙に人気に火がつき観客が激増、それまでの市陸時代と一転常に3万人近い観客を呼び寄せることに成功した。「新潟方式」と言われる町内会や商店街毎の招待券制度も有名だ。

宇都宮徹壱氏によると、この新潟や大分等、J2発足時からのメンバーを「第三世代」と言うらしい。(その直後に加わった水戸・横浜FCを含む)
ちなみに第一世代はエスパルス等のJ1オリジナルの10チーム、第二世代は旧JFLか昇格した磐田などの8チーム、そして05年の徳島・草津以降にJ2に加わったのが第4世代。

しかし、この第三世代の象徴とも言える新潟に、昨年くらいから人気(観客動員)に陰りが見え始めている。

招待券制度をやめた(減らした)との話もあるが、オレは別の原因もあるように思える。これは大分でも同様であるが、一つには地域経済の低迷、そしてもう一つは各ファン・サポーターにまだまだサッカー自体が根付いていないのでは?といった部分もあるのではないだろうか。

10年経てば就職・結婚・転勤等で各人のライフステージも変わる。その変化の中、新規客が増えずに世代交代がうまく図られていない可能性がある。
もちろんエスパルスのようにサポ・ファンの高齢化が進んでいるところも問題だが、もともとサッカーに接する機会が少ない地方がゆえに、各人に「飽き」がより急激な形で来ているのではないだろうか?

まぁ、逆に考えれば、今まで3万人以上入っていたことが異常だった訳で、やっとブームが去ったところなのかもしれない。

いずれにしても、戦力的にも営業的にも、今後正念場迎えるクラブだろう。
posted by 東山米鈍 at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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