2008年11月09日

天皇杯に望む事

5日に行われた天皇杯4回戦について、日本サッカー協会(JFA)
の犬飼会長のコメントが物議を醸しております。

http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20081107-OHT1T00043.htm

天皇杯のベストメンバーの問題は、2004年の大会改革で、天皇杯の開始時期が従来のリーグ終了後の集中開催より、リーグとの並行開催(9月開幕でリーグと平行して行われること)になってから顕在化しました。

リーグ戦で優勝争いや残留・昇格争いをしているチームが、リーグの試合を重視するあまり天皇杯にメンバーを落として臨むケースが増えたからです。

各チームはリーグ>天皇杯といったスタンスを取る場合が増え、そのことを犬飼会長が「天皇杯軽視」と批判してますが、これはどうでしょうか?

この問題、どちらかと言うと協会に責任があると私は考えます。

「日本で最も権威ある大会」「元日国立がフットボーラーの夢」といったフレーズにJFAは頼りすぎていませんか?

ベストメンバーで臨まないクラブが増えた理由は、当然クラブ側の姿勢もありますが、それ以上に天皇杯を改革を推進できないJFAに問題があると私は考えます。

準決勝進出チーム以外は賞金がなく、しかも試合はすべて協会主催。名誉やACL出場権のみではなかなか各クラブのモチベーションは上がらないでしょう。

しかも今年の5回戦は代表の試合と被ってしまい、主力がいなくなるチームが少なくありません。


もし、会長が参加クラブに対して出場資格剥奪と言うならば、協会側も

@Jチーム初戦をクラブへの移管試合とし、試合運営をJチームが行う。

A一戦ごとに報償制度(勝利時の賞金と、場合によっては敗戦時の罰金)

B5回戦〜準決勝までの試合会場の規則の明確化。

C代表戦と被る日程は、せめて4回戦までとする。

D早期敗戦チームは次大会のシード権剥奪。

等の改革をした上で、ベストメンバー問題に言及・議論するのが筋でしょう。


現会長は昨年からしきりにベストメンバー問題に言及しますが、ベストを尽くさなければならないのは協会側も同様でしょう。

「日本で一番権威ある大会」を形骸化させないためにも、サポーターを裏切らないためにも、会長以下協会の皆さんがベストメンバーを組んで、自らの意識改革を推進してくださることを望みます。


posted by 東山米鈍 at 07:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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