2008年08月25日

勝負脳を磨け!

日本平で行われた23日の柏戦、エスパルスは3−2で勝ちました。

勝ち点3を奪取したことは嬉しいですが、私は残念ながらこの勝利に手放しで喜べませんでした。

なぜなら、この試合のエスパルスは、随所にアスリートに必要な「勝負脳」のなさを露呈してしまったからです。

具体的な例を3つ挙げます。

@前半ロスタイム、相手のPKが決まり2−2となった直後のこちらのキックオフの場面。
フランサのPKで既にかなりロスタイムを使った後なので、残り時間はほぼゼロだったと推測されます。キックオフ直後に前半終了のホイッスルが鳴る可能性が高いこの場合で、サークル内のFW二人が考えることは唯一つ、「シュート」だけだったのでは?(実際には横に左サイドにパスを出した直後にホイッスルが鳴った。)

A後半の相手のCK、相手が既にボールをセットしているにもかかわらず、エスパルスの数選手は主審に抗議してボールから目を離し、その隙にフランサにゴール前に上げられてしまいました。結局事なきを得ましたが、相手にフリーの選手が何人かおり、失点してもおかしくないシーンでした。

B同じく後半、こちらのFKのシーン、相手選手がゴールニア付近で2人座ってクツの紐を締めていました。
この場面、なぜクイックスタートをしないのでしょうか? 

上記3点はいずれもリスタート絡みですが、その他にも問題があります。
35分以降や60分以降の1点リードしている際に、明らかに故意に運動量を落としているような時間帯がありました。
夏とはいえ試合間が一週間あり、しかも気温21度という比較的涼しい状況であの動きというのは、私には(数名ですが)エスパルスの選手はサボっている様にしか見えませんでした。

こうした、非常に稚屈な試合運びであっても勝ち点3を獲得できたのは、相手のプレスサッカーがエスパルスのリトリート戦術に対して非常に相性が悪かった事や、勝負どころでの相手のレッドカード、そしてその直後の決定機のシュートミス等が重なった為であると思わずにはいられません。

当然、セットプレーや枝村の個人技での3得点は秀逸だったものの、この内容で勝ち点3を奪取出来た事は、一言で言うと「エスパルスにとって幸運だった」のでは‥

今後、カップ戦のタイトル奪取やリーグ戦の順位アップをする為には、エスパルスの各選手・そしてスタッフは、時間稼ぎや悪質な故意のファールなどとは全く別次元の、いわゆる「勝負脳」を今後もっと磨く必要があるでしょう。
posted by 東山米鈍 at 01:56| Comment(3) | TrackBack(0) | エスパルス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
故意に運動量を落とすと言うのはペース配分としては悪くは無いのでは?

全てを全力と言うのは無理がある気がします。

相手のペースをこちらに合わせるのも戦術では?リトリートを多用するうちは特に。


まあ考えは人それぞれなので。例えば矢島がチンタラ歩いてるのは気にならないですが

彼がカウンターで決められないのは腹が立ちます。

どちらを非難するかと言えば得点しない方を非難するのが私の考えですね。
Posted by 鬼退治 at 2008年08月27日 00:04
はじめまして。一介の清水サポです。以前から読ませてもらっておりました(裏と一緒に)。

運動量落として、同点にされてしまっては(PKでしたが)当然話にならないですよね。
落としてもボール回しで相手に取られない、ここぞというときのスイッチの切り替えを早くということをもっと高めていかないと、上位チームには通用しないような気がします。
どこで切り替えるのかを感じるのも「勝負脳」が必要ですね。

>時間稼ぎや悪質な故意のファールなどとは全く別次元の、いわゆる「勝負脳」を今後もっと磨く必要があるでしょう。

この意見には同感です。
確かに最近、「勝負脳」でチャンスを感じる感度が昔より落ちているような…?
Posted by MOLI at 2008年08月27日 07:13
>鬼退治 さん

故意にという言い方に若干の語弊がありましたが、この試合エスパルスの選手は決して戦術的にワザとペースを下げた訳ではなく、多分惰性で運動量が落ちたのではないでしょうか?
その場合は、やはり問題だと思います。

>MOLIさん

はじめまして。コメント有難うございます。表裏ともご覧戴いているとは光栄の至りです。(笑)
是非、今後もコメントを残していってくださいね。

最近の、いや以前からかもしれませんが、エスパルスの試合を見ていると、勝負に対しての「甘さ」が目立ちますよね。
MOLIさんが仰るように、チャンスを感じる感度は弱いですね。
今のJ1の中でも、エスパルスは相当感度が鈍い部類のクラブのように私も感じます。
その原因を考えると、選手の考える力がなくなっているように思えてなりません。
監督の指示等ではなく、もう少し本当の意味で、自分なりの戦術眼を養って欲しいと思います。
感度を上げる為には、ただ練習するだけではなく、時には選手たちも私のように他クラブの試合を観戦した方がいいかもしれませんね。(笑)
Posted by 東山米純 at 2008年08月28日 23:41
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